みんなのお役立ち
てんかんに関する様々な情報をお届けします。
てんかんを知り、支える 〜Vol.2〜
「お任せします」ではうまくいかない
息子の近くで長い時間を過ごしている妻は、私よりもずっと彼のことを理解していると思います。一時期は、病院に泊まり込んで世話をしていました。そこで生まれたコミュニティーで知り合った方たちからいろいろと教えていただきましたが、それらの情報はたいへん役に立つものばかりでした。
妻は、てんかん協会の方たちともつながっています。そこでは母親たちがつながりをつくり、父親は横にくっついている感じです。家族でどこかへ行くようなことがあると、そのときに父親同士で話すこともあります。ただ、そのあと父親たちだけでどこか一緒に行くということにはなかなかなりません。そのために仕事を休むことも難しいと思います。てんかん協会には女性のみの交流会があります。同じように男性患者や男親のみの会があってもいいと思います。私の場合は、定期的に参加することが難しいだろうと思いますが。
医師とのコミュニケーションについては、こちらも勉強していろいろ聞けば、先生もそれに答えようとしてくれると思います。「何もわからないからお任せします」という感じだと、良い先生であったとしてもコミュニケーションはうまくいきません。妻は、先生には積極的にいろいろ聞いているようです。
インタビュー実施日:2019年2月15日
場所:福祉財団ビル 中会議室
患者さんの許可を得て掲載しております。